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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS
第2章 桜の下で仲直り(政宗)
弾かれた様に振り仰げは、政宗が
フッと笑って、離れて行った。
「…ッ……」
(政宗…まさむね…)
美味しく食べて、笑って
呑んで呑まれて、楽しそうだ。
食べ物を囲んで人が集まれば、
諍いにはならないのだ。
「華月様、ご気分が優れませんか?」
「ううん、そうじゃないんだけど……
お水、飲みにいってくるね」
「酔いが回る前に、お水を飲むのは良い事デスね」
ほんのり赤い顔の三成くんが、
フワフワ〜と笑った。
その眩しさに酔う女性がどれ程いるか…
と考えて苦笑いする。
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