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≪イケメン戦国≫ 君と詠う愛の歌 SS
第7章 叶ワヌ恋ノ行方 R18(信玄)
息苦しかった。
息が出来なかった。
だから、この輿入れに応じた。
「姫、今日からよろしく」
「はい…」
「……フッ…
恋心、今度は俺に抱いてくれるよう、
君に愛を注ぐことを、誓うよ」
「⁉︎…えっ!」
耳を疑うまさかの言葉に、バッと顔を上げて見れば、
あの最悪の日の柔和で優しい笑顔があった。
「う…そ……なん、で……」
驚きとあの日の記憶。
「何で?それは……
俺が君を貰いたいと申し込んだからだね」
何でもない事のようにサラッと言って笑っている。
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