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▽▲ 大人ノ玩具箱 ▲▽【イケメン戦国】(R18)

第6章 ▼華ニハ蜜ヲ△ *伊達政宗ルート*







「悪い、ハナ…っ」「政宗…ごめんっ」





二人の声が同時に謝罪を告げた。
そして次の瞬間には、互いに互いの言葉に息を飲んだ。

「……なんで、お前が謝る…?」

先に声を発したのは政宗の方だった。

「…政宗こそ、どうして―――…」

掠れた声で、ハナが言いかける。
しかし、すぐに口をつぐみ、褥からゆっくり躰を起こした。

そうして、政宗の声に向けて、その手を伸ばした。

「政宗…どこ?」

震えるハナの手を、政宗の手が優しく捕らえ、自分の頬へ導いてやる。

「ここにいる」

震えるその手が政宗の頬に触れ、もう片方の手でもって両手で包み込む。
目隠しをしたその顔が安堵したかのように微笑んだ。

そうして、そっとハナの方から政宗に口付けた。

「……ハナ?」
「政宗…ごめんね。私から、なんにも伝えてない…」

見えない目の代わりに、政宗の頬をハナの両手が慈しむように優しく撫でる。










「大好き、だよ…政宗。ずっと、政宗と一緒にいたい…」










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