第4章 第一夜
「オレは別に魔法使いが居ようが能力者が何人居ようがオレはオレだから関係ねーけど」
「篠原くんらしい考え方ね」
(関係ない…か。でも関係があるのよね)
二人はある一室に着く
中に居たのは奏と悠太と同い年の女の子と男の子が居た
部屋に居た意外な人物に悠太は驚く
「よっ!悠太」
「いらっしゃい、篠原くん」
「……え?」
まだ理解してないのか固まる悠太
しばらくしてからやっと理解したのか声を上げる
「圭斗!?……と華澄ちゃん!?」
「あはは!やっぱりその反応か!」
「驚くのもムリないわよ、圭斗くん」
驚いてる悠太に対し平然としてる二人
その横にいる奏がため息を付いていた
(な…なんで二人がいんだ!?)
「け…圭斗、お前今日用事あるって…」
「用事ってこれだよ?」
「はぁ!?」
(全然意味わかんねぇし!つーか、なんでオレここに連れて来られてんのかもわかんねぇし!)
一旦冷静になり、答えを求めるように奏に問いかける
「おい、水城。これ一体どういうことだよ。なんで圭斗や華澄ちゃんが居る。そして…オレはなんで…」
「はいはい。あなたの言いたいことはたくさんあるのは顔を見れば分かるわよ」