第4章 堕ちていく
特注したベッドは、ソイツにはあまりに大きかった。
シルクの寝具がその真珠の柔肌を包み、さながら高級な装飾品のようだ。
今からどう食してやろうか、内心楽しんでいる自分に驚く。
いつもと同じように噛みつき、吸い付き、じっくりと堪能してからあまりに小さい入り口を味わう。
「あ、あっ、ひぁぁ…っ!」
甘ったるい声がどこか気持ちいい。
「しゃちょ、ぁ、お身体は…?」
「ああ」
「ん、やぁ…」
指を這わすと、確かに湿って滑りけがある。
1本を押し進めれば、眉間にシワがくっとよる。
「んぅ、ぁ、や、いたい…!」
かき回し、探るように弄り、やっと声がまた甘くなっていく。
「んんぁ、あ、は…」
徐々に増やしては慣らし、ソコの準備を整えていく。
「ぁあっ、しゃちょう、あ、へ…ん、へんです…」
短い腕が濡れた髪に回る。
「変なくらいが丁度いいかもな」
「ん、ひやぁぁあっ!!」
先端を少し入れても、痛そうにその顔を歪められる。
体格の差か、苦しいモノになるだろう。
「あ、あっ…いやぁ……っ!!」
否定の言葉が、どこか刺さる。
植物でも摘んでいるかのような、そんな痛み。
「治せ」
「んー!!ん、ううっ……!!」
言葉は飲み込んでくれたが、痛そうな姿は変わらない。
やっと飲み込まれたが、あまりにも窮屈だ。
「いたい…、いたいです…」
うわ言のようにそれを繰り返されるが、無視して動く。
そうだ、今までの女と同じように扱えばいい。
何を怖がる?
そう言い聞かせる。