第10章 運命の番(1)…降谷零>>2
シーツへとビュルビュル垂れ流すように精液が下へと流れ染みになっていく。まだ逝っている途中であるが、また腰をガツガツと激しく揺さぶられるように振られるのだ。ガクガクと脚が小刻みに震え痙攣しているが、お構い無しに腰を掴まれてピストンさせられた。
「ゆ、ゆる、して…そんな、ぁあ、ひっ、あぁ゙!」
「駄目だよ、零くん…私まだ逝けてないもの」
「ぁ、んん゙あ、はっ…も、きもち…ぃいっ…んぁあ゙」
「んっ…はぁ。奥、締まるね?」
「おしりが、こわれっ…はぁ、はぁっ…あ、あぁ、あっ、ん、んんっ…ぁああ゙」
「んんっ…気持ちいい、可愛いよ…零くん」
私の可愛い零くん。好き、大好きよ?そう甘やかされるような優しい口調とは裏腹に、ヤっていることはかなり獣らしい激しいセックスで攻められ続けた。
ーーー。
一体何回逝っただろうか、謝っても止めてはくれないと松田は言っていたが、本当にその通りだと思う。春枝は絶倫だ、ぽっこりとお腹に満たされて、ピルを飲んでいなければ間違いなく妊娠確定なくらい沢山中へ出された。しかし全く萎えない…寧ろ固くなり大きさを増すばかりだと頭では分かっていても、声に出すのは喘ぎ声だけであった。
「ぁっ…あ゙ぁ゙っ…んん゙はっ…あぁ、ん、ん゙」
「はぁっ…零くん、可愛い顔…とろとろだね?」
「おねが…も、ぅ…っくるし、ぃ…とめてっ…くれ…」
「零くんが私に酒を呑ませたんでしょう?責任取ってくれないと…困るなー?」
「ごめ、ん、なさっ…」
謝る俺にいいよと笑う春枝に漸く止めて貰えると思ったが、また中へと挿入された。だらしなく悲鳴に似た喘ぎ声を漏らしてしまう。また逝ってしまった…だが精液は逝き過ぎて既に薄く透明に近くなっていて春枝は萎え始めている俺の陰茎へと手を伸ばした。ビクリと肩を震わせて後ろへと振り返ると艶っぽく笑う春枝がいた。
「零くんが潮噴きするところ…見たいなー?」
「む、り…も、でなっ…あぁあ゙っ!」
「終わりたいなら、潮噴き頑張ろう?」
中に入れられた状態で、陰茎を持ち先っぽを手のひらでゴシゴシこねくり回される。何回も逝って敏感な陰茎が痛くて気持ちよくてなにも考えられなくなった。
「ぁあ、だめ…いく、ぃくぅ、あぁあっっ!」
ぷしゃっ…と吹き出した透明な液体に、春枝は手の平をぺろりと舐めて笑った。