第5章 触れ合う気持ち

柔らかい芝生の上に寝かされて、続きのボタンをリョーマはゆっくりと外していく。

素肌に変わったの姿に、リョーマは重なった。

首元から音を漏らし、露になった二つの突起を掌に馴染ませて。

高揚しているの顔にちらりと目線を送り。

暖かい口の中へ、突起を含んだ。

「あ……」

ふわっとした声が、リョーマの耳に届いた。

リョーマは含んだ突起を、舌で踊らせる。

「あ……ん……っ」

刺激に耐えようとしているのか、は自分の指を加えて声を抑える。

突然、風が吹いての髪がその高揚した顔を隠した。

リョーマは上を向き、の顔を覆った髪を避けて。

呼吸がだいぶ荒くなった様子を見つめた。

濡れた突起にちゅっと音を立てて、下半身の秘部に手を近づける。

剥がされた下着は無造作にその場に置かれ、リョーマの手はの秘部に触れた。

空いた指先で、秘部をなぞればみるかの口から声が漏れる。

「あっ……ん……っ」

リョーマは秘部から手を離し、太腿の内側をなぞっていく。

秘部に触れるか、触れないかの場所でそれを繰り返して。

は既に、蜜で溢れていた。
きっと自然にリョーマを求めて、妖しく卑猥にリョーマの手が届くように動かして。

「リョーマ……く……っ…ん……そういうの……やっ…だ……」

超えそうなのに、超えられない辛さ。

それを面白がっているような、リョーマの動き。

「……じゃあどうしてほしいワケ？」

そ、そんなの言えるわけないと、思いながらもリョーマに快楽を求める。

は荒い呼吸のまま、リョーマの首に両手を絡ませて
小さなか細い声で、もっとと言った。

リョーマは一瞬目を丸くしたが、へえと呟いて触れそうになっていた指を秘部に押し込んだ。

ぬるりと入り込んだ指が、どんどん呑み込まれていく。

「ひあっ……あああっ……」

指が上下に動いて、ズチュっと音を繰り返していくうちに、は絡ませていた両手を離す。
だんだんと声を上げる感覚が短くなりリョーマくんと言葉にしたあと

動きを止めた。