【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】
第6章 Meadow Saffron -危険な美しさ-
手が出せない…?
「じょ、冗談でしょ…?なら私たち…今も狙われて…」
私はその言葉に凍り付き、震えが止まらなくなる。
またあんな惨劇が目の前で起こるなんて…。
今度こそ死ぬの…?
私のせいで、誰かが死ぬの…?
「お嬢様のことは我々が全力でお守りします。伝手で何人かハンターと用心棒を雇いました。今もしかと護衛についております故、ご安心ください」
「で、でも…」
いつまでこんなことを続けなきゃいけないの…?
ずっと誰かの視線におびえて生活しなきゃいけないの…?
そんな生活ずっとなんて到底無理よ。
護衛にだって限界がある。
警察が守ってくれないなら、自分たちでどうにかするしかない。
でも、どうやったらそんなのと渡り合えるって言うの…?
「一体どうしたら…」
そう呟いた瞬間、私はハッとした。
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