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【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】

第17章 Red Carnation -君に会いたくて-





「う〜ん。困ったなぁ。ヒソカが起こしてくれなきゃ失格になっちゃうよ」

「これだからボンボンは…」


ヒソカは苦笑しながら肩をすくめる。


「ま、言われなくてもちゃんと起こすよ♢プレートくれたし♠︎」

「ヒソカってなんだかんだオレに甘いよね」

「キミほど強い奴はそうそういないからね♡頼られると嬉しくなっちゃうんだよ♢」


半分本当で半分嘘かな。

ヒソカの中で、オレが強い部類に入ってるのとそれなりに気が合うから甘いのは言葉通り。

でも、強いから起こしてあげるって理由にはならない。

起こしてくれるのは、もしかするとオレと戦えるチャンスがこの試験であるかもしれないからだろう。

打算的なヤツ。


「あー良かった。これでぐっすり寝れる。狩り、頑張ってね」


ヒソカの返答を聞くやいなや、オレは眠くてすぐ穴に蓋をした。





「…子守りって大変♠︎」


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