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【ハンターハンター】暗殺者のクオーレ・プーロ【イルミ】

第13章 White Margaret -恋の行方-





二日後、フランシスカが入院している病院に着いた二人。


昨日、ベラードからリリア宛に「フランが目を覚ました」とメールがあった。

リリアは早る気持ちを抑えながら自宅へ帰らずそのまま病院へ向かい、ベラードやフランと話したいと言うイルミも一緒について来たのだ。


リリアはベラードやフランと再会した喜びも束の間、彼女がイルミを紹介するなり数日前のこともあってか、ベラードは形だけの感謝の意を伝えるも、緊張感漂う重苦しい雰囲気にしかならなかった。

リリアとフランシスカはそれに戸惑うばかりで、二人の警戒心と静かなる睨み合いをおどおどしながらなだめることしか出来なかった。

見かねたベラードは「イルミ殿と話がしたい」とリリアに告げると、フランシスカも同調してそれに頷いた。

それを見たリリアは、イルミが列車で3人で話がしたいと言っていたこともあったが、それ以前にこの空気に耐えられず、二つ返事で「荷物を自宅に置いてくるからちょうどいいわ」と快諾した。


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