第8章 青色の出逢い
荷物を持ちバスに向かう。
青城のチームも一緒に荷物の積み込みなど手伝ってくれた。
澤「今日はありがとうニコッ」
及「あぁ楽しかったよニコッ」
不気味な笑顔の2人。
及「そうだ。チビちゃん。あの速攻すごかったね!」
日「え!ありがとうございます!!」
及「でも、レシーブがまだまだかな?メガネ君もね。インターハイ予選はもうすぐだ。それまでになんとかしないとヤバイんじゃない?主将くんは分かってると思うけど。」
澤「わかってるよ。でも次も負けない。」
及「あはは!そう来なくっちゃね!俺はこのクソ可愛い後輩を叩き潰したいからさっ!」
そう言って飛雄を指差した。
及「あ!あとそうだ!夢杏!連絡先教えて〜」
貴『え?!この流れでですか?!』
その間に英が割って入る。止めてくれるのかと思ったら…
国「及川さんやめてください。俺が先に聞くんで。」
貴『え?!』
花「おい国見!俺が先だっつーの」
松「いや俺でしょーが」
岩「お前らやめろ!俺が聞いとく!」
青城組に囲まれる夢杏。
影「ちょっと、やめてもらえますか?」
そう言われて飛雄の方に引き寄せられる。
貴『…!!』
月「ほんっとエリートの方々は手も出すの早いんですね〜」
田「俺らの天使だ!」
日「いくら大王様だからって夢杏は渡さない!」
貴『いやいやいや、皆んな大げさじゃない?ww』
影/月/田/日「夢杏は黙ってろ/黙ってて」
4人声を揃えて言われる…
貴『は、はい…(シュン)』
及「へぇすごい大事にされてるんだね!じゃあ、今日のとこは諦めるよ!でも今日のとこはね!夢杏!また今度交換しようね」
国「夢杏また今度」
花/松/岩「またな夢杏!」
金(俺も聞きたかったーー
貴『あ!はい!また会いましょう!ニコッ』
青城/貴((早くあいてー))
烏野((油断も隙もねー奴らだ))
なんだかんだでバスに乗り、学校へ戻った。
バスの帰り…大地さんが言った。
澤「そう言えばもうそろそろだな」
田/菅「あぁそうっすね!/そうだな!」
日「なにがですか?!」
澤「戻ってくるんだよ烏野の守護神」
"守護神"
この時は知らなかった。
色んな意味で守ってくれる人だとは…