第7章 新たな出会い
–次の日の学校
貴『やっば、遅刻する!!いってきまーす』
1人暮らしのため答えてくれる人もいないがこれがいつもの日課。
チャイムと同時に席に滑り込むように座る夢杏.
貴『ギリギリセーフ...』
月「いやアウトデショ笑。」
友1「夢杏アウトー!笑」
友2.3「wwwww」
貴『気をつけまーす(ボソッ』
朝から走ったせいか午前の授業は疲れて寝てしまった…
–昼休み
友「夢杏!起きて!もう昼!」
貴『…もうちょっとだけ…』
月「フッ寝すぎデショ笑そんなに寝ると豚になるよ〜」
山「なんでブタなのツッキー!」
月「うるさい山口」
夢杏は蛍が言ったブタで飛び起きた
貴『ちょっと!蛍!誰がブタなの!』
月「え?なにが〜?てか起きてんじゃん笑」
貴『ほんと失礼な奴〜!でも起こしてくれてどうもありがとう〜ニコ』
夢杏は蛍の真似をして少し嫌味ぽく言った。
でも最後の笑顔で意味なし。
蛍と忠は少し赤くしてどこかに言った。
貴『え、ちょ!シカトかーい!てか、なんか顔赤い感じしたんだけど風邪かな?』
友(…んなわけないべ!夢杏って鈍感?天然?)
貴『風邪…?風邪…あ!!!!風邪!!!ごめんちょっと行ってくる!!』
友1「は?!ちょっと!どこいく…の…行っちゃったwww」
友2.3「足速www」
"風邪"で思い出して猛ダッシュ。
向かった先は飛雄の元だった。
ガラガラ〜と教室のドアを開く。
貴『見つけた!飛雄〜!!』
影「…!!は!夢杏!なんで!」
飛雄はいきなり教室にきた夢杏に驚き、目が開いている。
いや、驚いているのは飛雄だけじゃなかった。
「おい、あれ、タメで1番かわいいやつ!」
「え、まじだ、くそかわいいなんでここに」
教室では夢杏を見た男子がザワつき始めた。
夢杏は飛雄に夢中でそんな事に全く気づく訳がない。
貴『飛雄!昨日、風邪引いてた??』
影「あ?風邪?引いてねーけど」
貴『なんだ!顔赤かったから風邪引いてると思って!』
影「…いや、それはお前が…///」
貴『え?私?!なんかした?!』
影「な、なんでもねーよ!!風邪も引いてねーから大丈夫だから!」
貴『ならよかった!ニコッ」