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**黒い光**【ハイキュー!!】

第7章 新たな出会い



–放課後

マネージャーになるため、
体育館に向かっている途中。


クラスで話しかけてきたサッカー部の人が目の前にいた。

今回は1人じゃなく3人で…


嫌な予感がした–


「夢杏ちゃん〜!」

その声と同時にグイッと肩を掴まれる。

貴『...!なに!近い!』

離れようと思ってもガッチリ掴まれているのと囲まれているため身動きが取れない。

「ねぇ〜今日来てみてよ!けーんーがーくー!」

貴『ごめん…っ…私、バレー部のマネやるって決まってるから…』

声が震えながらそう答えた。

「えーそうなの〜でも見学くらいなら良くない?!」

貴『ごめん…本当無理…』


身体がだんだん震えてくる…声も弱々しくなってくる…
それをサッカー部の人達が見逃す訳がなかった。

「震えちゃってんじゃんwwwほんとかわいい〜!行こ!ちょっとだけ!」

強引に引っ張られ
"連れて行かれる"
そう思った時だった。


…「おい!なにしてんだ。嫌がってんだろ。手離せよ」

「は?なに?邪魔しないでくんない?」

…「いいから離せ。」

低くなった声とギロッと睨んだ彼の目に驚き、

「あぁ、、、わかったよ、、夢杏ちゃんまたね〜」

とサッカー部の人達は足早にその場を去って行った。




…「おい、大丈夫だったか?」

貴『あ、、うん…ありがとう…助かった!』

震える声がバレないように笑顔でそう答えた。

…「それならよかった。今日は早めに帰れ。また絡まれんぞ。」

言葉は蛍みたいに少しトゲがあるけど、優しい人だなと夢杏は思った。

貴『本当は部活見に行こうとしてたんだけど、今日は帰ることにする!ほんとありがとね!!ニコッ 名前聞いてもいい??』

…「お、おう// 俺は影山 飛雄。1年。よろしく。」

貴『私も1年の神崎夢杏!よろしくね!飛雄!ニコッ』

影「…!!お、おう///じゃ、じゃあな夢杏。」


頬を少し赤く染め彼は行ってしまった。



貴『飛雄からも言われたし、今日は帰るか〜また明日行こ』


大人しく家に帰ることにした。


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