第10章 赤色の出逢い
"ガラガラガラ〜"
大部屋の扉が開く。
それと同時に全員の視線が夢杏に向けられた。
貴『遊びに来ました!!ニコッ』
全員「…」
みんな固まっている。
貴『え?なんで固まってるんですか?』
西/田/虎(3人一気に倒れる)"バタン"
澤「お、おう!よく来たな…!」
菅「入れ入れ…!」
黒「これはこれは…」
貴『??夕先輩達、大丈夫ですか?!』
東「あ、ああコイツらは大丈夫だ…!!」
貴『わかりました!!翔陽〜!!遊び来た!!』
普段は騒いでいる翔陽さえも固まっていた。
日「あ!ああ!遊ぼ!」
貴『??うん!!遊ぼ!!ニコッ』
そう言って翔陽のとなりにちょこんと座った。
全員/貴((かわいすぎるだろ!!!!))
ワクワクしている夢杏に
月「ちょっと。髪まだ少し濡れてるじゃん。風邪ひくよ」
貴『大丈夫大丈夫!少しだし!』
月「はあ〜はいこれ使って、まだ綺麗だし」
蛍はタオルを夢杏に渡した。
貴『いいよ!大丈夫!』
月「うるさいな。乾かしてあげなきゃダメなの?」
そう言ってタオルで夢杏の少し濡れている髪を包んだ。
タオル越しに蛍の優しい手が夢杏の髪に触れる。
貴『ちょ、くすぐったいww』
月「文句ゆうなら自分でやれば?」
貴『はいはいwありがとッ蛍!ニコッ』
嫌味に聞こえるかもしれないが、それが蛍の優しさってのが夢杏にはわかる。
月「別にッ」
少し頰を赤くして夢杏の横に座った。
それを見た全員が蛍を"ジトー"と見つめる。
全員/月(月島あああああ)
澤「じゃあ、折角だしみんなで丸くなってなんかするか!」
黒「おう!いいね!」
犬「俺、あれやってみたいっす!ワードウルフ!」
菅「おー!いいね!やるべやるべ!」
西/田/虎も復活し、
そこからみんなで丸くなり、ワードウルフを始めた。
※ワードウルフご存じない方はWebで検索☆