第9章 守りたいモノ
"ガラガラガラ〜"
体育館のドアを開ける。
貴『皆さん心配かけてごめんなさい!!軽い打撲でした!』
入ってすぐに頭を下げる夢杏。
日「夢杏!!!」
名前を呼ばれて驚き顔を上げると
翔陽が抱きついてきた。
貴『しょ、翔陽?!』
田/西「日向お前ッーーー」澤「待てお前ら」
すかさず反応する龍先輩と夕先輩を大地さんが止めた。
日「よかった、、戻ってきてくれて、、」
貴『ごめん、、心配かけて』
日「次は!絶対俺達が守るからな!!!何があっても守るからな!!!」
貴『…!!うん!!!ありがとう!!』
翔陽の言葉に夢杏だけでなく周りも笑顔になった
澤「夢杏、お前は1人じゃない。俺達がいる事、忘れんなよ!」
その言葉に全員が頷いている。
貴『フフフッ、、本当、皆さんは私のヒーローですね!!大好きです!!』
夢杏の嘘偽りがない言葉。
みんなを見ると目が丸くなっていた。
貴『これからもよろしくお願いします!!』
全員「「おう!!」」
そのあと練習が再開された。