第2章 気づけよ、ダァホ! 日向
菜奈 「順平!早いよ!」
日向「……」
反応はない。
菜奈「っ………順平っ!!」
日向「!す、すまん!!」
我に帰った日向は菜奈の手を離す。
菜奈「ごめんね……」
日向「なんで謝るんだ?」
菜奈「だって……」
今にも泣きそうな菜奈を日向は抱きしめた。
日向「俺が悪いんだ。菜奈は悪くねぇ……黒子達に嫉妬した俺がな……」
菜奈「っ………」
日向「菜奈……」
名前を呼ばれ菜奈は日向に抱きしめた状態で顔を上げる。
すると唇に軽いキスを落とされた。
菜奈「…………!」
日向「菜奈……俺が遅れた理由分かるか?」
菜奈「//////」
顔を真っ赤にさせて首を横に振る
日向「これを選んでた……///」
ポケットの中から小さな箱をとりだす