第2章 気づけよ、ダァホ! 日向
菜奈「あっ!黒子くんに火神くん!」
菜奈は黒子と火神をみつけ、日向の元から離れる。
黒子「どうも」
火神「うっす、です!」
菜奈「もぅ〜可愛いなぁ〜」
黒子の頭をなでる
火神「あ、あの……」
火神が顔を青ざめさせながら
火神「日向さんとデートじゃなかったんすか……?」
黒子「確かに………違いますか?」
菜奈「あ………」
久しぶりにあった日向の後輩、言わば
自分の後輩に会いテンションがあがりすっかり忘れていた。
日向が黒いオーラを纏っている事に
気が付かなかったのだ。
日向「黒子……火神………久しぶりだな……」
ドスが聞いた声で言う。
火神「あ、ひ日向さん………」
黒子「………………」
ガタガタガタガタ
菜奈「ちょ、順平!ふたりが怯えてるじゃない!」
日向「…………まぁ、いい……行くぞ、菜奈」
菜奈「え、あちょ!」
日向は強引に菜奈の手をとり
早足で火神と黒子の元から離れる。