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紅く染まるまで、待って【気象系BL】

第7章 Heaven or hell


『ふふっ…お父様から聞いてらっしゃらない?』



お父様、というワードで全てが繋がった
これが父さんの言う“社会勉強”で“褒美”なのだと



『…っ、離してっ…!』


『もうこんなになってるのに?』


『ウッ…!』



赤い爪で先をピンと弾かれて気付いた
しっかり結んだはずのバスローブの紐は解かれ
はちきれそうな程勃ち上がったモノは厭らしく濡れている



『可愛い声出てたわよ
…フェラは初めてだった?』



フェラ……?



『大丈夫よ
初めてでもちゃんと気持ち良くしてアゲル』


『初めて、って… ああっ…!』



不気味な程にテロテロに光った女の唇が、俺のモノを咥えた
ハンターの様にこちらをジッと見つめて反応を楽しむように



『やだ、可愛い』

『ホント。可愛いのね』


『……ふぁっ…!』



右と左から同時に胸の尖りを舐められて
抵抗しようにも力が入らなくて



『…ぁ、…っ、やめ…ろっ……』



なんでこんな状況…

こんなのが、社会勉強だなんて
こんなのが、ご褒美だなんて



『…も、ヤダっ……』





これじゃまるで、ただのレイプだ
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