第2章 学校
先生「五月蝿いぞー!そうだな、ふむ。席は……凛峰の隣」
愛耶「は!?」
女子達「ぎんっっっっ!!」
愛耶を女子達が睨む。
カタッ
椅子をひき、座る転校生征夜。
征夜「よろしくね。」
愛耶「よ、よろしく」
征夜「……愛耶…」
愛耶「へ!?今私の名前を……!」
先生「えーこれから………」
先生の声で私が言った事がかき消される。
愛耶『い、今名前を言った!まだ自己紹介してないのに……なんで!?』
考える度、彼〈征夜〉の事で胸がいっぱいになる。
征夜『やっと会えた……』
驚きのあまり、先生の話が全く頭に入ってこない愛耶
微笑む征夜。
温度差が激しい………
隣人だった。