第2章 EP.2
職員室で相澤に呼び出された苗字は相澤から聞いたこともない事務所に職場体験に行けと言われた。
『保須?なんでここ?』
相澤「今回お前には飯田を見ていてやってほしい」
『飯田?..............................あーあの声がでかい眼鏡の』
飯田はA組のクラス委員長、真面目でクラスの人望も厚いだろう
『なんでこいつを見張ってなきゃなんないの?別に悪さする不良でもないだろうに、面倒はごめんなんだけど』
相澤「体育祭の日、飯田の兄が職務中あるヴィランに襲われ重傷.........」
『...............................で?』
相澤「事件があったのは保須だ......................あとは察しがつくだろ」
『つまり飯田は兄の復讐をしようとしているかもしれないから【見張れ】と、』
相澤「そうだ、もし襲撃したヴィランに飯田が接触したら止めろ」
『だから面倒ごとはごめんだって』
相澤「苗字、これは命令だ」
そう言われ苗字は一瞬相澤を睨みつけた
だが相澤は怯むことなく机に置いていた資料を見ていた
『仕方ないなー、飼い主が言うんじゃやるしかないか』
苗字は飯田と同じ保須にある事務所に行くことを承諾し、職員室から出て行った。
そしてヒーロー科は【職場体験】が始まり、皆それぞれの希望した事務所へと向かい
苗字と飯田も保須にある事務所へ向かった。