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【ヒロアカ】自己犠牲ヒーロー

第9章 爪の垢を煎じて飲みたい


新聞の記事にもネットの記事にも、エンプレスのことは載らなかった。

シェイドがメディアに情報の開示をしない事を条件に仕事を行ったからだ。

デクは自分の所属する事務所に帰り着いた。

「デク、ただいま戻りました!」
「ああ、おつかれ。どうだった?」
「うーん、散々だった、とだけ言っておくよ」
「ん?そうかい?今日はゆっくり休んでくれよ」
「うん、ありがとう。インゲニウム」

デクは親友に挨拶を済ませて、緑谷として帰路につく。

家に着いてスマホの電話履歴から、峰田の文字を見つけると発信した。

8コール後、

「もしもし峰田くん?緑谷だよ。……そう。例の件の報告さ」



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