第2章 聖騎士の剣
井戸の噴水も落ち着いた。
イヴェレット
「寒い……」
ホーク
「あのタイミングでくしゃみはねーぜ」
イヴェレット
「悪かったね」
何で私が謝る羽目に……
メリオダス
「イヴェレット」
イヴェレット
「くしゃみの件なら、もう謝ったからね」
メリオダス
「何の話だ?てかお前、何でずぶ濡れになってんだ」
放っておいてくれ。
「〈豚の帽子〉亭メリオダス‼︎あんたは、バーニャの恩人だ‼︎」
村人達が、メリオダスを囲う。
「今日は祝杯をあげるぞ‼︎」
「「おおっ!!!」」
メリオダス
「やっと仕事にありつけるな、イヴェレットさんや」
……これも罰かね。