第2章 聖騎士の剣
「言うに事欠いて、大罪人の名を口にするなんて!!!聖騎士様を、これ以上怒らせないでおくれ‼︎」
「……俺達に何の恨みがあるんだ‼︎ああ⁉︎」
ミード
「な…んだよ…おれは、そんなつもりじゃ…」
「お前の嘘と悪戯には、もう付き合えん‼︎」
訳があるようだが、子供一人に寄って集って……見ていて気分の良いものではないな。
「ミードのバカーー!!!」
小さな女児が、ミードに向けて石を投げた……当たったのはメリオダスの顔面だが。
ミード
「フ…フンだ‼︎み、皆大嫌いだ‼︎」
「村の皆だって、ミードのことが大嫌いだよー‼︎」
「あっち行けーーーっ‼︎」
子供らが、次々にミードへ石を投げつける。
ミード
「うるせぇっ‼︎バカバカッ‼︎バーーーカ‼︎」
ゴンッ
メリオダス
「なんで俺まで」←巻き添え
ミードはメリオダスが連れて、〈豚の帽子〉亭の方へと走り去って行った。