第2章 聖騎士の剣
ガタンッ
エリザベス
「きゃっ⁉︎」
急な揺れに、エリザベス王女がバランスを崩す。
メリオダス
「おおっと危ない‼︎」
それをメリオダスが支えた…顔面をエリザベス王女の胸に埋めて。
ホーク
「コラコラ!」
イヴェレット
「その悪癖は変わらずか」
にしても、今の揺れと鳴き声は一体…?
エリザベス
「きゅ…急に止まりましたよ?」
メリオダス
「着いたか」
イヴェレット
「着いた?…まさか、店ごと移動してたのかい?」
ホーク
「気付いてなかったのかよ!この店は、おっ母の背中に立ってんだぜ!」
おっかあ?
エリザベス
「着いた…って、何処にですか………?」
メリオダス
「次の情報の仕入れ先、バーニャの村だ………!」