第5章 私の記憶
保健室に亜美火を連れてきた赤司は
ベットに寝かせた。
スヤスヤと眠っている
赤司「亜美火…………」
亜美火の頭を撫でる。
赤司の目は優しく家族なような温もり、
暖かさがその時の赤司にはあった。
赤司「!?」
亜美火の頬を涙が伝っているのに気がついた。
赤司「亜美火!亜美火っ!」
赤司は亜美火の体を揺さぶる。
亜美火「ん…………赤司……くん?」
寝起きの亜美火が言う。
赤司「そうだ。大丈夫か?」
亜美火「ん、大丈夫だよ。征十郎………」
赤司「!?まさか、亜美火記憶が………!!」
スー
赤司「…………」