第5章 私の記憶
『あ…………!亜美火っ!!』
亜美火『私の名前を呼ぶのは誰………?赤司君………?黒子君………?それとも…』
『おれとけっこんはいや?』
『いやじゃないよ!だって------大好きだもん!』
『一緒にいてくれる?』
『もちろん!----だし!』
『ありがとう………』
『----ずーっと一緒だよ!』
『うんっ!!』
菜奈『あぁ、………そうか、私…あの人の婚約者だったんだ………なんでこんな大事なこと、忘れてたんだろう……っ……』
ツゥッ
菜奈の頬に涙が伝う。
菜奈『征十郎っ!!!!』