第5章 私の記憶
亜美火「う、嘘でしょ………赤司君が、あの人だなんて………」
黒子「……永井さん!!永井さんっ………!」
亜美火「黒子………くん……」
頭の中が真っ白になる。
薄れ行く意識の中声が聞こえた
『だいすきだ!--------!!』
黒子「な、永井さん!!」
崩れ落ちる亜美火の体を支えようとしたその時
赤司「俺に許可なしに亜美火に触れるとは………」
支えようとした黒子の手首を掴み
亜美火の体を支える。
黒子「くっ…………!」
ギリギリ……
赤司は黒子の手首を強く握り締める。
黒子「赤司君!離してください!!」
赤司「……次は、ないぞ………」
赤司は黒子の手を離すと
亜美火をお姫様だっこした。
クラスの女子たちからは
悲鳴がおこる。
赤司「先生。永井さんを保健室に連れていきます。」
先生「お、おぉ………」
早々と教室から出る。