第3章 闇の世界
ボクとアンは一緒にそこら辺を歩いていた。
…やっぱりRoHS.sideの奴らに聞くべきかな~
ボクは少し考えていた。
「オニイサン!」アンがボクを呼んだ。
「なんだい?」ボクは微笑んでアンを見た。
「Thank you for me」アンはまた外来語で話してきた。
「フッ…どういたしまして」ボクは感謝してるのだなと理解した。
そうこうしているうちにボクの友達の家の前についた。
「Where is this?」アンはボクの顔を見た。
「ん?…あ~ここはボクの友達の家だ」ボクはそう言って家の扉を開けた。
「邪魔すんぞ~」
キィィ~ 扉は少し鈍い音を立てた
「あ!アールじゃん!」家の中からボクの友達が歩いてきた。
「よ~久しぶりだなティア…」ボクは挨拶した。
「久しぶりだね~どうしたの急にミーの家に来るなんて!」ティアはボクの顔を見た。
…ティア、ボクの友達。女性だ。身長164cm。
ボクに会うのは20年振りだ。
「あら?その子は?」ティアはボクの後ろに隠れているアンを見た。
「あ~この子はアン、外来の子供で路地で花を売っていたから親代わりを探しているんだが…」ボクはアンを前に出した。
「え?!ま、まさか、アールのか、隠し子?!」ティアは驚いている。
「お前さ~人の話聞こうぜ~?」ボクはティアの鼻をつまんだ。
「い、イダイですアール!」鼻声でボクに謝るティア。
「あ~売り子ね~」ティアはアンの頭を撫でながら言った。
「そうだ、ボクは人間界に戻るつもりだからお前アンの親代わりになったり出来ないか?」ボクはティアを見ながら聞いた。
「別に構わないわよ?」ティアは即答した。
「ま、マジで?!」ボクは驚いた。
「うん!ミー一人で寂しかったし…妹が出来たみたいで嬉しいのよ!」ティアは笑顔でそう答えた。
「そうか!良かったなティア、アン!」ボクは二人の頭に手を置いた。
「ウン、Thank you」アンは可愛らしい笑顔で言った。
「じゃ、アンを頼んだよティア!」ボクはそう言って二人を後にした。
「また、遊び来てね~!」ティアは手を振っていた。
「Brother again!」アンも手を振った。
…さて、そろそろ人間界に戻るか~
神殺しの再開だ!
ボクはニヤッと不気味に笑った。