• テキストサイズ

【マギ】僕の猫、撫でてみる?

第9章 私の一人旅


 
 

───


『けほっ』

「……」
「どうしました?ヤムライハ」


医務室の先生と話をしてきたヤムライハが、ジャーファルとルナのところに戻ってきた。

浮かない表情をしていることで、ジャーファルとルナは心配になる。


「…ルナちゃん、」
『っ、?』





「…最近、煌帝国で……肺とか、ぶつけた?」





『こほっ…ぇ?』

「っ、どういうことですか?ヤムライハ」


ヤムライハに言われて、ルナは考える。

…肺は、ぶつけていない。
でも……背中なら…


『背中、なら…ぶつけたよ…ゴホッ』
「…そう…」



勿体ぶらないで、早く教えてほしい。

ルナの気持ちが焦る。














「……肋骨に、ヒビが入ってる…ですって…」




『えっ?』
「はっ?」


俯いて呟いたヤムライハ。

ルナとジャーファルは、思わず聞き返した。


 
/ 147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp