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イケメン戦国【秘密の花園】
第6章 星降る夜に愛を誓う/後編
あれから30分くらい経ったかな…
私を抱えて走る佐助くんは、ほとんど息を乱してない。
城の私の部屋から飛んだときはどうなることかと思ったけど、
佐助くんは ちょうど良い足場を見つけてはヒョイヒョイと飛び移り、徐々に地面まで降りて行った。
それからずっと走り続けて今に至る。
「莉菜さん、疲れてない?もう着くから」
「うん…っ」
自分の方がしんどいに決まってるのに、私を気遣ってくれる。
佐助くん… ほんとに優しい。
ここぞとばかりにギュッと佐助くんにしがみついた。
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