第2章 ***
「…気持ちイイ?」
「…ん…ッ…」
竿の部分を上下に擦られながら、先端をペロペロと舐められる。
今まで誰とも付き合った事がない俺にとっては初めての経験で…
(…コイツ…一体どこでこんな事覚えてくるんだよ……)
ひょっとしてもうセックスも経験済みなのだろうか…
明莉の事ならだいたい何でも解っているつもりだったが、もしかすると俺は彼女の本当の姿なんて知らないのかもしれない。
「ふふっ…我慢汁いっぱい出てきた…」
「っ…」
卑猥な言葉でも俺を煽ってくる彼女。
明莉のフェラが上手いかどうかなんて未経験の俺には分からなかったが、それでも俺の雄を刺激するには十分な愛撫だった。
「…自分でスるよりは気持ちイイでしょ?」
「…っく……は…、」
「童貞クンは普段どんなオナニーしてるのかなぁ?」
「っ…」
「やっぱりエッチな本とか動画観ながらスるの?…それとも……好きな女の子の事考えたりしながら?」
「…!」
その言葉に反応するように、ぴくりと腰が跳ねてしまう。
明莉の言う通り…俺は時々西園寺さんの事を想いながら自慰に耽る事があった。
綺麗でお淑やかな彼女の裸を想像したり、俺にエッチな事をしてくれる彼女の姿を妄想したり…
健全な男子高校生なら誰だってしていると思うのだが…
「へぇ…圭太って好きな子いるんだ?ねぇねぇ、誰?」
俺のモノを上下に扱きながら、明莉が興味本位でそう聞いてくる。
(…そんな事言える訳ないだろ……)
言ったら絶対バカにされる…
あんな高嶺の花である西園寺さんに恋をしているなんて事がバレたら…
「でも圭太もいい加減なヤツだねー。他に好きな子がいるのに、私のフェラで気持ち良くなっちゃうなんて」
「なっ…、それは…っ…」
「生理現象だから仕方ないって?…まぁ確かに…童貞クンには刺激が強いかな」
「っ…」
さっきから童貞童貞とバカにされて腹が立ったが、明莉の言う通りなので言い返す事も出来ない。
俺のモノはもう限界まで膨れ上がっている。
「すっごいドクドクいってる…もうイきそう?」
「んっ…、イく……だから放せよ…っ…」
「いいよ、このまま出して……幼馴染の口の中に、そのドロドロしたもの全部吐き出しちゃいなよ」
「っ…」
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