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*両手に薔薇*【R18】

第2章 ***





単純な俺は、明莉の褒め言葉(多分)を聞いて少しイイ気分になった。
昔は貧相だった体も、今ではそこらの同級生より逞しいと自負している。


「ねぇ…圭太って童貞だよね?」

「っ…」

その言葉に思わず咳き込みそうになった。
いきなり何を言い出すんだコイツは…!


「私が知る限り、カノジョとかいた形跡ないし」

「う、うるさいな…そういうお前はどうなんだよ」

「どっちの話?」

「…は?どっちって…」

「彼氏がいるかいないかって事?それとも…」

悪戯っぽく笑った明莉がゆっくりこちらへ近付いてくる。
そして今だ何も身につけていない俺の胸板に手を這わせてきて…


「…私が処女かどうかって事?」

「っ…」

「…圭太はどっちだと思う?」

「……、」

厭らしく俺の胸を撫でながらそんな事を聞いてくる。
こんな顔をした明莉を見るのは初めてだった。
いつものような明るく勝ち気な表情ではなく、色っぽいオンナの顔…
男勝りのコイツでもこんな顔をするのかと驚かされる。


「…私が処女かどうか…今ここで確かめてみる?」

「な…何バカな事言って……」

「口ではそう言ってるけど……圭太のココ…もうこんなに勃ってるよ?」

「ッ…」

明莉の言う通り、自分でも気付かないうちに俺の下半身はしっかり反応していた。
そんな俺をクスリと笑って、ソコを厭らしく撫で回してくる彼女。


「ちょっ…マジでやめろって!」

「でも…このままの状態で帰る訳にはいかないでしょ?」

「……、」

「ほら…そこに座って」

強引に手を引かれ、室内にあったパイプ椅子に座らされる。
彼女の手によって競泳用の水着をずり下ろされると、すでに勃ち上がっているソレが勢い良く外へ飛び出した。


「わっ…、すごい……圭太のおちん○んてこんなに大きかったんだ…」

「……、」

そう感心しながら、明莉が俺のモノに触れてくる。
幼馴染の女にこんな姿を見られるなんて…


「…私が責任持って射精させてあげるからね?」

「っ…」

そのエロい言葉と表情に、俺はもう抵抗する気力も無かった…



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