第2章 天邪鬼とツンデレの違い〜家康・幸村〜
家康「はぁ……。 あかり、このあと時間ある?」
あかり「えっ?」
家康「…もし、よかったらでいいんだけど、城下でも一緒に…行かない?」
そう言うと家康は庭の方向に顔を向けた。
…少し顔が赤いけど、大丈夫かな?
あかり「!!行きたい!…けど家康、顔少し赤いよ?風邪気味?」
家康「…別に。風邪なんか引いてない。」
あかり「そぉ?…何か耳も赤いよ?」
家康「っ!!//」
あかりが家康の顔を覗きこんだ。
意外と顔の距離が近くて家康はさらに赤くなった。
家康「…早く用意してきたら。俺は先に待ってるから。」
あかり「あっ、うん!分かった!」
あかりは廊下の片付けをしてから自分の部屋に戻っていった。