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暗闇の蕾【文豪ストレイドッグス】

第4章 西方組織抗争


姐さんと別れた後
私達はこの拠点で使う部屋に通された。

「中原幹部と萩原さんはこの部屋をお使い下さい。
最低限の机やパソコンは準備しています。
必要な物がありましたらお申し付けください」

「では、この街の細かい地図を頂けますか?」

「畏まりました」と、構成員の男は
一礼して出て行った。

「葉月。
手前はこの後どうすンだ?」

「とりあえず、地理を覚えたいから街に出る予定だよ。
中也も来る?
もちろん、変装するけど」

中也は凄い嫌な目で私を見た。

「…変装必要か?」

「せめて、そのザッ高級品!って格好はやめようよ。
軽装、持って来てるでしょ?」

中也は渋々了承してくれた。

地図を受け取った後、
私達は其々軽装に着替えて
街に繰り出した。

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