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暗闇の蕾【文豪ストレイドッグス】

第4章 西方組織抗争


姐さんの部下が戻ってきた所で
姐さんは立ち上がった。

「私は行くぞ。
主ら、其の家は使用後解約して構わん。
好きにせい。
其れと、部屋はちゃんと分けて使うのじゃぞ。
数は足りとる」

姐さんはニヤリと笑いながら言った。

「はァ!?姐さん!?
別宅って一つかよ!?」

中也は勢いよく立ち上がり鍵を指した。

「当たり前じゃ。
主には其れが二つに見えたのか?」

姐さんは笑っている。

(完全に嵌められた…)

私はまた言い争いを始めた
中也と姐さんを横目に
深い溜息を吐いた。
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