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暗闇の蕾【文豪ストレイドッグス】

第2章 黒の時代


17:00
片付けを終えた私は中也さんに何か手伝える仕事はないかと尋ねた。
すると中也は時計を見てやべッという顔をして

「悪ィ!俺これから用事あンだわ!
葉月ももう上がっていいぞ!
じゃあな!」

と云って走って出て行ってしまった。
私は、彼に聞こえる筈もないのに小さく

「お疲れ様です。」

と呟いた。

その時、携帯にメールが届いた。

【今日、治ちゃんが奢ってくれるって!
いつもの店でね! 】

葉琉からだった。
私はクスリと笑い
部屋を後にし帰路に着いた。
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