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【HQ】脳内妄想‐シンデレラ・単発‐【R18】

第3章 祭りの夜に(黒尾鉄朗/単発)


私の反応を確かめるように、軽く触れるだけのキスを繰り返す。
どうすれば良いかなんて分からなくて、背に回した手でシャツを掴んだ。
それが、何かの合図になったようで、手のひらが横腹を撫でて裾まで下りる。
肌とシャツの隙間に添って、手が中に入ってきた。

シャツが捲られて、すぐに晒された胸元に唇が落とされる。

「…んっ!」

触れられた部分が熱を持って、身体の芯から痺れていった。

「気持ちい?」

黒尾さんの口角が上がっている。
答えなくても、反応だけで分かっているようだ。

「…それとも、良くない?止めるか?」

そのクセ、口は意地の悪い事を吐いてきて。
ブラの布地を一撫でして手が止まる。

「きもち、いい…です。」

中途半端に止められるのは辛くて、声に出す。
恥ずかしくて、顔に血が集まった。

対象的に黒尾さんは満足そうな顔をしている。
手の動きが再開したかと思うと、ブラのストラップに指を引っ掛けてずらし、胸の頂点を露にした。

直接は触られてもいないのに、そこはすでに興奮で立ち上がっていて。
それだけでも羞恥心で頭が一杯なのに、見せ付けるように舌先で転がされる。

見ていられなくなって、視線を空の方へと向けた。
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