第2章 ***
自分の指を秘部に出し入れさせながら喘ぐ城山。
…まるでAVでも観ているような気分だった。
時折太腿を痙攣させ、艶かしく腰を揺らすその姿に俺はすっかり釘付けになってしまって…
「っ…」
スウェットと下着をずり下ろし、すでに勃ち上がっている自身を取り出す。
そして城山のオナニーを見ながらソレを上下に扱いた。
あの柔らかそうな胸をメチャクチャに揉んで、先端を舐め回したい…
ぐちょぐちょと厭らしい音を響かせるアソコに自分のモノを突っ込んで腰を振りまくりたい…
そんな衝動に駆られる。
「ぁんっ…、ぁっ…ふ……」
自分の指を噛んで声を抑えようとしている彼女…そろそろ限界が近いのかもしれない。
俺もそれに合わせるように、扱いていた手に力を込める。
程なくして彼女がイった後、俺もドクドクと壁に向かって射精した。
粘り気のある白い液体が、ダラダラと壁を伝って落ちていく。
(…何やってんだ俺……)
後に残ったのは自分への嫌悪感…
カノジョでもない女のオナニーを見て興奮するなんて…
「………」
自分のモノをティッシュで拭うと、俺は再び穴を塞ぎ飛び散った精液を雑巾で拭き取った…
その後も城山は相変わらず毎晩のようにオナニーをしていたが、俺もまたその様子を覗いては自分のモノを慰めていた。
こんな事をしてはダメだと頭では解っているのに、あの声が聞こえだすと条件反射のように自分のモノが反応してしまう…
時にはローターやバイブのようなアダルトグッズを使ってオナニーをする彼女…こんなのAVでしか観た事がない。
今更だが、隣人の女がここまでエロいヤツだとは思わなかった…
「和希くんの部屋、どんな感じなのかホントに楽しみ」
「いや、マジでヤバイから…麻衣ちゃん絶対引くよ?」
それから数日後…
今日は前々から約束していた通り、麻衣ちゃんを初めて自分の部屋へ招いた。
夜になればまた城山のオナニーが始まると分かっていたので、夕方までには帰すつもりだが…
「うわぁ…これが噂のアパート?」
「…うん」
アパートに着き、そのボロい建物を見上げぽかんと口を開ける麻衣ちゃん。
…やはり引かれてしまっただろうか?
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