第7章 男子会+自分
全員分の飲み物を用意して各自に配る
この飲み物も赤いけど…まさか…?
「ふぅ~やっぱ食った気にはなるなぁ」
「この食べ物は好きになれない…」
じゃあ食うなよ!
と、トラッパーに突っ込みたかったが頭をグリグリされるのは嫌なので心の中で言った
『あ~…話しても大丈夫?』
「勿論大丈夫だぜ」
マイケルはガツガツ食べ続けているし、トラッパーは飲み物をすすっている
この二人は話を聞く気が無さそう
当たり前だけど
『ヒルビリーとトラッパーとナースさんとフレディと…マイケル?は挨拶したことになってるのかな…?
…あとレイス』
記憶が間違ってなければ顔を会わせたのはこれで全員だろう
「あと少しでコンプリートじゃねぇか」
あっ、そうなんだ
「シェイプ食べすぎだ。お腹壊すぞ」
「・・・・」
まだ食べてたんかい!
ってかオカンかアンタ(トラッパー)は!
とりあえず喉が乾いたので飲み物に口をつける
ココアっぽい味がする
「俺のことを変態と呼ぶのは止めたのか?」
『ンブ!?ぐえっ、ガフッ!
い、いきなりどうしたの?』
「前までウザったらしく変態、変態と言ってたじゃないか。改心でもしたのか?」
そこは本当に申し訳ないと思っているぞ…
だって…
『本物の変態に出会ったから…呼びにくくなった』
この話題にフレディが反応した
「本物の変態って俺様のことか?確かに幼女は好きだが言われるほど変態行為はしてないはずだぞ?」
違いますよフレディ先輩!
『あ、えっと…違くて…フレディのは愛だから…うん、愛だから変態じゃないですよ』
愛はいろんな形があるからね
『レイスって人なんですけど…』
「…レイスが変態?馬鹿な、アイツはマトモな奴だ
また見た目が変態っぽいから…とかで決めつけてるんだろう?」
と、ビックリしたような声を出すトラッパー
いやぁ…騙されてるんですよ皆さん
聞いて驚けってやつ?
「俺様はレイスって奴とはあまり関わってないからわかんねぇなぁ…
マイケルはどうだ?レイスをどう思う?」
「・・・・」
「まっ、お前が喋るわけないけどな」
「・・・・」
マイケルはフレディを無視して無言で飲み物を飲んでいた
当たり前のようにお皿には何も残っていなかった
食べんの早すぎ!