第2章 ***
「ねぇ…今日は着けなくてもいいよ?」
「え…?」
ゴムを着けようとしていた俺の手を取りそう言う彼女。
流石にそれはマズイだろう…
「ダメですよ…もしもの事があったら……」
「大丈夫……今日は絶対安全な日だから…」
「……、」
正直俺だって生でヤる事に興味が無い訳じゃない。
でも…只でさえこんな不道徳な事をしているのにこれ以上は……
戸惑っている俺の手を彼女がぎゅっと握ってくる。
そして甘えるような上目遣い…俺がその目に弱いと解っていてやっているのだ。
「お願い……もっと飛鳥くんを感じたいの…」
「っ…」
「今日だけだから……ね?」
「……、」
そんな風に強請られたら俺は…
「本当に…いいんですか…?」
「うん…平気よ……だから来て?」
「…っ」
僅かに残っていた理性もガラガラと音を立てて崩れ去っていく。
初めてかすみさんを抱いた時もそうだった…
学校では何でも出来るだの女子にモテるだの、褒められたり羨ましがられたりする俺だが、本当の俺は甘い誘惑にすぐ乗ってしまう理性の無いただの獣なのだ。
口では躊躇いの言葉を吐いているが、体は正直で。
「ゴムを着けなくていい」と言われた途端、俺のモノはいつも以上に熱く張り詰めていた。
「ぁっ…」
濡れてぐちょぐちょになっている彼女の秘部へ自身を押し当てる。
いつもと違い隔たりの無いソコは、熱くて柔らかくて俺をダメにする…
「ぁんっ…、すごい……飛鳥くんのいつもよりおっきい…」
「はぁっ…、かすみさん…っ…」
「飛鳥くんの好きなようにしていいよ…?私も今日は激しくされたい気分なの…」
「っ…」
それからの事はあまり覚えていない。
獣のように腰を振り、何度も何度も彼女の奥を突いた。
「中に出してほしい」とお強請りされれば、いけないと思いながらも結局俺はまたその誘惑に勝てなくて…
「…はぁっ…、イく…ッ…」
「んっ…、いっぱい出して…っ…」
「ぁっ…、くッ…」
ぐっと奥まで腰を押し付け、かすみさんの中にたっぷり吐き出す。
ソレを全て搾り取るように収縮する彼女の中…
彼女とのセックスは毎回気持ちイイが、今日はいつも以上に感じてしまった。
「ふふっ…いっぱい出たね…」
「…まだまだこれからですよ?」
「もぅ…エッチなんだから」
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