第2章 ***
「んっ…、」
何度も触れるだけのキスをしながら、今度は下着の上から自身を撫でてくる水戸さん。
まだ直に触れられた訳でもないのに、俺は今にもイってしまいそうだった。
「はぁっ…、水戸さっ……」
「…可愛い」
「っ…」
そう囁き、彼女がいよいよ下着の中から俺のモノを取り出す。
ソレはもう限界まで勃ち上がっていた。
「あぁすごい…もうエッチなお汁出てきちゃってるね」
「…ぁっ……」
先端を親指の腹でくるくると刺激される。
夢にまで見た光景…まさか本当に水戸さんがこんな事をしてくれるなんて…
「んっ…、は……ッ…」
「…気持ちイイ?」
「…はい……」
彼女のしなやかな手…指先…甘い声…
その全てが俺を限界へと導いていく。
「…俺っ…もぅ…ッ…」
「…イきそう?」
「んッ…」
正直に頷けば彼女は一旦俺のモノから手を離し、座っていたソファーから下りた。
そして俺の脚の間に体を入れ、下腹部に顔を近付けてくる。
「っ…、水戸さん!?」
「制服汚しちゃったら困るでしょう?…私の口の中に出していいから…」
「…!」
焦る俺をよそに、彼女は俺のモノを口に含んだ。
長い髪を耳に掛け、濡れた音を立てながらソレをしゃぶってくる。
…俺にとっては人生初のフェラだった。
(フェラってこんなに気持ちイイものなのか…?)
本当はもっと堪能したいのにどんどん追い詰められていく。
彼女のフェラをろくに味わう事も出来ないまま、俺はその温かい口内で呆気なく果てた。
「んっ…、」
ごくりと喉を上下させ、俺の吐き出したモノを飲み込む彼女。
あんな汚いモノを飲ませてしまったなんて…
「す、すみません…俺……」
「謝らないで……私がシてあげたかったんだから…」
「……、」
口元を拭った彼女が再び俺の隣に座りぎゅっと抱きついてくる。
そして信じられない事を言ってきた。
「ねぇ……続き…シてくれない?」
「…え……?」
「飛鳥くんに触れてたら…私もすごくエッチな気分になってきちゃった…」
「…!」
彼女の言う"続き"とは、勿論"そういう"事だろう。
けれどこれ以上はいけない…
彼女は他人の奥さんで、俺が決して触れていい相手では…
「飛鳥くん、お願い……私…淋しいの…」
「っ…」
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