第20章 隣の畑は奇妙に見える
【黒視点】
嫌な汗が額を流れる…
(もしや…嘘だったのか!!?)
正面に立ち尽くす魅菜を見ると…
俺に叩かれた頬を赤く染めていた。
ぬらりひょん
「なんかごめんね魅菜ちゃん( ◠‿◠ )💚」
(うわーー!最悪だーー( ;∀;))
金太郎
「…すまねぇ…嫁様……」
俺のパニックをよそに、
金太郎が話し始めた。
魅菜
「……」
金太郎
「…越してきた挨拶をしたあの瞬間から…
俺は嫁様を好いていた…
だけんども、嫁様には旦那がいる…叶わぬ恋……
そんな恋に疲れて…そうだ!果物でおびき寄せて、
布団という土俵の上で1発…やろうと考えました。」
魅菜
「(・ω・)え…」
黒
「てめえ!!」
金太郎
「でも…無理矢理は出来なかった……
俺の横で美味しそうに果物を食べる姿が…愛おしすぎた……」
(なんか想像出来るや…
普段食わせてないからな、喜んだんだろうな……)
ぬらりひょん
「言い訳タイムはここまでだよ💚
旦那がいる女を狙った罪は重いよ…
さあ、罰をこの中から選んで💚
魅菜ちゃんの旦那に殺される💚
魅菜ちゃんに殺される💚
俺に殺される💚
どれが良い?」