第20章 隣の畑は奇妙に見える
〜午前10時過ぎ〜
魅菜
「ルゥちゃん!ルゥちゃん!!
あれれ…おっかしぃーな(´-ω-`)
あのぐうたらな猫がすぐ見える場所に居ないなんて…ボソっ」
"トントン!"
〈嫁さま!!
魅菜
「あっ…金太郎さんだ(*´∇`*)
もう!仕方ないから行っちゃおう。」
私は黒さんとは違って、
特に金太郎さんに嫌な印象はないので
自己判断で着いていってしまった。
魅菜
「おまたせしました〜(*´ω`*)ノ」
金太郎
「さあ!行きやしょう!!嫁さん!」
金太郎さんはたくましい手を私に差し出してきた。
(ん?)
金太郎
「畑は足場が悪いから万が一の為さ。
ほら遠慮しねぇーで。」
(あっ!そういう事か(*´∇`*)優しいな〜)
私は白い手を金太郎さんに差し出した。
"ムギュ"
金太郎
「!!」
すると突然、金太郎さんの動きが止まった。
魅菜
「え?…き…金太郎さん?」
すると金太郎さんの顔が真っ赤になる
魅菜
「(´⊙ω⊙`)」
金太郎
「…人間の女子の手は…あったかくて柔けぇーんだな…」
(黒さんもそんな事、言ってったっけ…
やっぱり妖怪からしてみればおかしいんだな〜)
すると金太郎さん、ブツブツと話し出した。
"だとしたら…夜…うひっー…嘘だろ…いや中だってそりゃ…"
(ん?なんて言ったの?ん?んん???)
金太郎
「…いけねぇ…緊張しちまって💦
さあ行くべ………」
私はいよいよ金太郎さんのお家の畑へ…