第20章 隣の畑は奇妙に見える
玄関にやってくると…
赤月の世界では珍しい日焼けをした男が立っていた。
日焼け男
「はんじめましてぇ!隣に越してきた金太郎ですだ!!
いろいろとご迷惑をおかけするかと……おも……
あっ!あのぉ!!」
黒
「え…あ…はい……(´⊙ω⊙`)」
(賑やかな人だなぁ…黒さんがタジタジになってるw)
金太郎
「もしかして…ご夫婦で!?」
私と黒さんを交代で見ながら、言ってくる。
黒
「…そうだけど? 」
金太郎
「羨ましいです!
美しい嫁さんで!!!
…あの!後ろの嫁さん!!聞こえます!?俺の声!!」
突然のフリに焦るが…
魅菜
「美しいなんてそんな…(*´ω`*)ノはっ…はい…なんでしょう?」
黒
「(´-ω-`)」
返事をした。
金太郎
「俺、趣味が家庭菜園なんす!
良かったら自由に持ってってくれて構わねぇーかんら!」
魅菜
「え!?良いんですか(*´ω`*)!?助かります…!」
私はそんな金太郎さんを羨望の眼差しで見るが…
黒さんはそうではないみたいで…
黒
「お気持ちは嬉しいが、
あいにくうちはお礼が出来るほどの余裕はないんでね…」
金太郎
「ガハハっ!お礼なんていらんすよ!!
喜んで食ってくれたら、それがお礼ってもんだ!」