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A N I S A K I S .

第16章 信じられない馬鹿





とりあえず、


赤ちゃんノアくんを抱っこしながら木の箱を開ける事に…








(私の…願いか……)









"ギィーーーーッ"









すると…











箱の中に懐かしい私のスクールバッグが入っていた。










魅菜
「…クロウさん…」










私はノアくんを、


揺かごに寝かせると木の箱からバックを取り出した。


懐かしい感触に…それだけで胸がいっぱいになる。








(こうやって持って行ってたんだよね…)








肩にバックをかける









魅菜
「…でも…」









不思議な事に懐かしさはあっても、


戻りたいとは思わなくなっている私。








(住めば都…か……)










そして更に驚くものが木の箱の底に入っていた。



それは…









制服だった。








魅菜
「制服……」









私は着物を脱いで、


早速、制服を着てみた。








魅菜
「………」








何故か胸はキツキツのままだけど、


ウェストがブカブカになっていた。









(お菓子とかジャンクフードとか、

こっちの世界ってないからなぁ……)








そしてすぐに制服を脱いで着物に着替えなおした。








魅菜
「さて…バックの中でも見てみようかな……」









バックのチャックを開けようと手を伸ばした瞬間…










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