第13章 子捨て妖怪
〜翌朝〜
魅菜
「黒さん!!黒さんてば起きて下さい!!」
魅菜は寝ている俺の身体を揺さぶった。
黒
「……なんだってんだ…」←理由は分かっているから演技
魅菜
「赤ちゃんが居ません💦
黒さん知ってますか!?💦」
黒
「あ……あのクソガキは、
お前が寝た後、自分の子供を捜してるって親が来たから渡したぜ?」
魅菜
「え!?
それなら…私を起こしてくれても良かったじゃないですか!?
お別れしたかったです💦」
目を充血させ俺に詰め寄る魅菜
黒
「悪かった…」
魅菜
「え!?なんで素直になるんですか!?
いつもなら"うっせーな!"で終わらせるじゃないですか!?
なんで…今朝は優しいんですか(´;Д;`)!?」
(普段から俺の事…どう思ってんだよコイツ…(´-ω-`))