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A N I S A K I S .

第13章 子捨て妖怪





そして馬鹿っぽい寝癖をつけたままの魅菜の頭を支えながら、



ゆっくり布団に押し倒した。










「赤を可愛がるお前を見て…俺は決めた……

お前を絶対に嫁にするって……

だから…お願いだお前を抱かせてくれ……」









魅菜
「黒……さん……」











「絶対にお前を大切にする…

魅菜……」









魅菜の野いちごのような紅い唇に、


自身の唇を重ねようとした時…








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