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A N I S A K I S .

第13章 子捨て妖怪





PM22:00







「入るぞー。」









黒さんが枕を持って私の寝室にきた。










魅菜
「枕?…どうしたんですか?」










「今日はクソガキの夜泣きがあるかも知れねぇーから、

一緒に寝てやるんだよ。」









魅菜
「え?良いんですか??」









黒さんは枕をその場に落とすと、


私の代わりに手際よく布団を敷き始める。








(なんか…黒さん…この子の本当の父親みたい…)










「子育てはオスメス両方でするんだよ、

別に気にすんなってんだ。」









(オスメス…って(´-ω-`))










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