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第13章 子捨て妖怪





そして家に到着し玄関のドアを開けようとしたら、









"ガラガラガラガラッ"









魅菜
「(´⊙ω⊙`)ヒィッ!」











「うわっ!!」









今まさに私を追うために家から出て来たであろ黒さんと鉢合わせた。









魅菜
「こ、黒さん!!あの…お風呂を沸かしてくれませんか!?」








「…風呂?なん……」








魅菜
「赤ちゃんが死んじゃう!早く…しろってんだぃ!!」










「え(o_o)!?あっ…任せとけってんだぃ!!」









焦っていたからつい黒さんの口調で言っちゃったけど、


黒さんも私の胸元にすっぽり入っている赤ちゃんを見て


緊急だと悟ったらしく風呂場へ走っていった。








私は居間に来ると、


四六時中火がたえず燃え続けている囲炉裏の側にきた。









魅菜
「少し…あったかくなってきたね……」








赤ちゃんの体温が徐々に上がっていくのを肌で感じる









(それにしても…赤ちゃん……可愛い(*´ω`*))









私のおっぱいに頬を預け幸せそうにしている。








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