第13章 子捨て妖怪
魅菜
「大丈夫?💦ママはどうしたの?💦」
その赤子をよく見ると、
目の下に星の形をした痣?タトゥーのような模様がある。
なんだかそれが珍しくて赤子の頬に触れた。
魅菜
「す、すごく冷たい💦」
私は咄嗟に自分の胸元の着物を着崩し、
赤子に巻かれていた濡れた布を取ると…
魅菜
「これで少し温まるとよいけど💦」
胸元にすぽっと納めた。
だから今…赤ちゃんの肌と私の肌が直接触れ合っている。
魅菜
「よしっ!戻ろう!」
クソガミ調達より赤ちゃんの命を救いたくて、
投げ捨てた傘をさしなおし、黒さんの自宅へと引き返した。
魅菜
「大丈夫だからね!」